こまらんeトイレシリーズで一番、大きなタイプになります。22から24リットルのコンポスト基材を撹拌槽に入れて使用します。
撹拌器を2連設け、前方の輪っぱ式ハンドルで撹拌します。コンポスト基材が片寄ってくれば、後方の撹拌器を補助ハンドルで前側に寄せて使用します。既存のトイレスペースに設置でき、水道からの取水ができれば、ウォシュレット便座も使えます。
外観は40型ですが、撹拌槽を大きくし、2連の撹拌器で処理能力を向上しました。
右手側の回転ハンドルで2連撹拌器の前方部を回します。
大便時、コンポスト基材の上に落ちた便をハンドルを回して基材の中に入れます。
便自体に栄養分、水分、微生物が含まれています。基材は空気、温度、時間を提供します。
栄養、水分、微生物、空気、温度、時間がそろうことで便はコンポスト基材の中で堆肥化されます。
便座までの高さ46センチと無理なく座れ、また大き目の便器でストレスなく用を足せます。
便器を外すときは、便座後ろの取手と便器前方中央の縁下部に手を添えて便座ごと上に持ち上げます。
左手側側面には、2連撹拌器の後方部を攪拌する補助ハンドルと
便器底の開閉扉を操作するレバーハンドルがあります。
補助ハンドルで、コンポスト基材の偏りを調整します。
レバーハンドルで、大便時、レバーを引き上げて底扉を開けます。
小便時は、レバーを下ろし、扉を閉じます。
右手側側面の直径25センチの輪っぱ式ハンドルで撹拌槽前方の撹拌器を回します。回す回数は、大便が見えなくなる程度、1,2回で十分です。コンポスト基材に混ざった大便は自然に分解、姿はなくなります。側面後ろ側の黒丸は12ボルトの排気ファン用の電源ジャックです。
尿と便を分けることで、コンポスト基材が効率よく便を分解します。便器底の扉でニオイの発生、ハエ等の侵入を防ぎ、美観、機能的にも安心です。尿は便器前側の排出口から便器下部の受け皿に入り、本体ケース側面の配管で屋外に出て、タンクで貯めます。
コンポスト基材を24リットル程度入れ、通常は丸ハンドルで前部分の撹拌器を回します。基材が片寄ってくれば後部の撹拌器を補助ハンドルで回し、コンポストを均一にします。
コンポストトイレに使用する基材は、おがくず、腐葉土等でいいのですが、分解が早く、回すのに重たくない基材を使用します。
こまらんeトイレでは、ピートモス、バーミキュライト、もみ殻くん炭を使用します。投入量は撹拌器の横棒がかくれる程度で十分です。そして、基材を湿らすため、少量の水を加えます。
コンポスト基材に分解を促進する酵素材を少量、加えます。冬場など、分解が悪いときは、多い目に使います。
コンポスト基材の中で大便は微生物によって分解されます。分解で発生した水分と二酸化炭素は排気ファンによって攪拌槽から吸い出され、排気管から屋外に排出されます。屋外の壁に付ける雨よけフード等、標準で付属します。
コンポスト基材の温度が4,5度になれば微生物の活性が弱くなり、分解が進みにくくなります。撹拌槽を保温することで、50ワットの保温マットを使用した場合、コンポスト基材の温度を10度以上に保つことができます。また、暖房便座を付けて、気温が下がる時間帯にはトイレ本体に毛布等で被覆しますと保温効果は上がります。
こまらん℮トイレW50型のサイズは
横幅;45センチ、奥行き;65センチで、便座までの高さは46センチから47センチ(便座の種類で異なります)です。
標準販売価格;190,000円(別途送料4千円、コンポスト基材セット8千円、標準仕様は普通便座です)
※お使いになる便座、環境、設置方法等により仕様が違いますので、見積もりさせていただきます。
合同会社コンポス技研 ☎0740-36-1295までお気軽にお尋ね下さい。
メールでのお問い合わせは下記ボタンからお願いします。
1,2人用のタイプで、尿は2リットルのタンクに入れます。
2,3人用のタイプで、尿は3リットルのタンクに入ります。
3,4人用のタイプで、尿は3リットルのタンクに入ります。
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