大災害でライフラインが途絶した場合、水洗トイレは使えなくなるかもしれません。
また、ライフラインの復旧が遅れれば、非常用トイレでは、後始末に苦労します。
トイレのリフォームをお考えの場合、水洗トイレより設置が簡単なコンポストトイレはいかがですか。
大便だけをコンポスト化するコンポストトイレですので、後始末等のメンテナンスが 簡単です。
1回のコンポスト資材の設定で長く、使用状況によりますが約100回程度、連続使用できます。
ヨット、ボート等と同じ材質で作られていています。耐用年数は4、50年と大丈夫なつくりとなっています。
重量は約25キロ(内容物がない状態で)です。そしてお風呂のポリ浴槽のように簡単に水洗いができます。
トイレ本体は底辺で横50、奥行き60センチ、便座までの高さ50センチとコンパクトですが、
便座は水洗用の大型便座で、保温便座、ウォシュレットも使用できます。
便器底部の開口部は大きくストレスなく用を足せますし、
扉を閉めることで、撹拌槽が閉鎖され、臭いも出ません。
汲み取り式トイレは大と小の混合状態であるため、きつい臭いがします。
フォレスト40は、おしっこをホースで屋外に出し専用タンクに入れますので、室内での尿臭はしません。
そしてうんちだけをコンポスト基材が入った撹拌槽で撹拌し、微生物で分解されコンポストになります。
便器底部の扉はうんちの時だけ開け、閉鎖すると、おしっこは撹拌槽には入りません。
排気装置は撹拌槽に空気を入れ微生物の働きを良くするため付けられています。
便器底部の扉で撹拌槽の臭いは外には出ません
撹拌器のシャフトが見えるようになれば、ピートモスを補充します。
撹拌器をハンドルで回すのが辛くなればコンポスト資材の換え時です。
攪拌槽を屋外に持ち出し、内容物を出します。
コンポスト資材を撹拌槽に約30リットル投入します。
そしてセットすれば完了です。
※コンポスト資材は生ごみ処理用のものでも十分ですが、トイレをご購入される際に、
1回分(20リットル)のコンポスト資材と作り方のマニュアルをお付けしています。
1 便器ユニットと撹拌槽を取り出し、トイレ本体ケースを設置場所に置きます。
2 ケース裏側の排気口から小便用ホースを出します。
3 排気用パイプを小便が流れる程度の傾斜をつけて屋外側の壁に穴を開けます。
4 排気用パイプ内に小便用ホースを通し、ケース排気口にパイプをつなぎます。
5 屋外側は雨が入らないようにフードを付け、小便用のホースは地上につく程度に出します。
6 本体ケースが動かないよう、ビスで床に固定します。
1 大便時は、右側の開閉レバーを上げて使用します。使用後はレバーを下げ扉を閉めます。
2 ペーパーは少量であれば問題ありませんが、撹拌槽に入れないようにしてください。
3 使用後は、コンポスト化を促すため撹拌器のハンドルを数回まわします。
4 小便時は、便器底部の扉が閉まっているのを確認後、男性も座ってご使用(便器が水洗トイレに比べ浅いため)ください。
5 小便用受け皿に少量の尿が付着します。臭いが残る場合は、コップ一杯程度の水を便器に掛けてください。
1 撹拌槽にコンポスト基材を撹拌器の棒が隠れるまで(約20リットル)投入します。
2 撹拌器のハンドルを回してみて、基材の水分調整と重たければ、ピートモス等軽いものを入れ回り具合を調整します。
3 使用していてコンポスト基材が減ってくればピートモスを補充し、ハンドルを回すのが辛くなれば基材の換え時です。
4 便器ユニットと小便受け皿を外し、撹拌槽をケースから取り出します。
5 コンポストとして使用する場合、すぐに使用せず、ハエが入らないよう段ボール箱に入れ2,3か月後使用します。
6 小便もそのまま使用すると肥料焼けします。2,3%の石灰窒素水で消毒し、10倍以上に薄め使用します。
7 撹拌槽内に虫が入らない構造になっていますが、夏場は忌避材の使用も検討してください。
標準価格;165,000円(お使いになる便座、環境、設置方法等により仕様が違いますので、見積もりさせていただきます。)
電話でのお問い合わせは;0740-36-1295にお願いします。
メールでのお問い合わせは;ホームページのお問合せフォームでお願いします。